忍者ブログ

drumhead films blog

佐賀県で自主映画をつくっているdrumhead films(ドラムヘッド フィルム)のブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

近藤典行

 3月21日、大阪「天劇キネマトロン」へ、戦友:近藤典行監督の「ポニーボーイ、バニーガール」と新作「スィートポテトサンデー」を観に行った。

 まったくテイストの違う2作だったが、そこに映っていたものは、紛れもなく近藤典行その人であった。

 最後の1コマに至るまで惜しげもなく注がれ続ける情熱、貫かれる信念。制作チームの一体感。「ブレない、媚びない魂の群れ」。

 そこで用いられる方法論は常に、いわゆる売れる映画の方程式とは無関係の独自の哲学であるが、映画が本来持つダイナミズムの様なものはむしろ全編からにおい立ち、観客がタダ観るということは許されない。
 この、金と体と時間を使ってやって来る観客への、なんたる挑戦。なんたる信頼。

 また、各地を映画とともに旅しそこで出会った人々と語るという上映スタイルも、近藤典行の映画づくりを考えたとき、それ以外に考えられないほどにしっくりくる。

 人生を払ってこの映画を観た人は、きっと近藤典行を好きになる。
 それは、彼の映画が観客によって語られるまさにその時にこそ、個々の価値観が構築されるのを実感することができるからだ。

拍手[2回]

PR

『スィートポテトサンデー』

 戦友:近藤典行監督の新作が、いよいよ上映開始の運びとなった模様!

①2月19・20日
 大阪十三「Cafe Slow Osaka
 11:30、15:00、18:30の3回上映

②3月18日~27日
 大阪中崎町「天劇キネマトロン
 狩野英孝主演『ポニーボーイ、バニーガール』も何日間か(1日1回予定)上映プログラムに入る予定

 要チェックです!




SWEET POTATO SUNDAY

近藤典行 監督 最新作

タイムカプセルなんて誰も覚えていない

■特別先行上映会(97min)
2011年2月19日(土)/20日(日)
・11:30~
・15:00~
・18:30~

※開場は上映の30分前になります
※上映後、監督のトークショーあり

■料金(税込)
一般 1500円 学生1200円
※スイートポテト(蜜香屋のお芋)&コーヒー又は紅茶付き
※定員50名

■お問い合わせ
mail:cafeslow.osaka@gmail.com(Cafe Slow Osaka)

「世界的にみて、タイムカプセルの79%は、掘り出されぬまま永遠に地層の中で忘れ去られる」(国際行動原理研究センター所長 金泰昌)

友達でもなく、もちろん親友なんて口が裂けても言わせはしないし、いや、仲が良いのかすら分からないのに、なぜかいっつも一緒に帰っていた。道草ばかりしていた。
そんな昔の同級生が15年ぶりに突然訪ねてくる。
埋めたことすら忘れていたタイムカプセルを持って。
あの頃から自分は何が変わったのだろう。何が変わらないままなのだろう。

誰しもが少なからず抱えているはずのむず痒い記憶を呼び起こす、センチメンタル・コメディーが笑うしかないような形で誕生した!
主演には、玉川福太郎最後の弟子にして、今注目の浪曲界のプリンス・玉川太福とマセキ芸能社のピン芸人・ジュン。
脚本は小説家・早川阿栗とテレビ番組をなどを手がける放送作家・桜井すぺいし、近藤典行監督の3人による共同執筆。

あなたにも埋めたままの

タイムカプセル、ありませんか?

狩野英孝を主演に迎えた前作『ポニーボーイ、バニーガール』に次ぐ近藤映画の最新作が、全国順次ロードショー(大阪では3月21日より中崎町天劇キネマトロンにて)に先がけ、どこよりも早く先行上映。
話題沸騰の新スイーツ・蜜香屋のお芋と温かいお飲み物と一緒に楽しめるお得なこの機会をぜひお見逃しなく。

出演:玉川太福 ジュン 広瀬杏美

脚本:早川阿栗 桜井すぺいし 近藤典行
撮影・照明:岩川浩也/録音・整音:中野雅行/衣装:マエノミホ/美術:加藤晃子
メイク:岩川絵里/スクリプト:藤原ひかる 松岡真代/スチール:田中理文
監督・編集:近藤典行/企画:東京バスケ/制作:ちりめんプロダクション

【主催】ちりめんプロダクション http://chiripro.fc2web.com/
【協力】蜜香屋 http://mikkouya.com/

拍手[1回]

上映を終えて

 ここからは、今年の目標に沿って自分に向けて感じたことを残します。

 まず、「ぺっちゃん」を撮り終えて。
 一番大きかったことは、技術的な面でやっと人に見せられるレベルに届いたという実感を持てたこと。それから根本的に自分が映画をつくっていくということに対して、かつてない危機感と共に、これから自分が進むべき方向性を確かに感じ取ることができたことでした。
 また、制作過程において主体的に関わってくださったキャスト・スタッフの方々や、このまだまだつたない作品を主体的に観てくださり、上映後に真剣に声をかけてくださった方々、自分の言葉や文章で作品について考えてくださった方々と出会えたことが、僕にとって本当にありがたいことでした。
 そういう風に始まることができた「ぺっちゃん」が、これからもっと多くの出会いを引き寄せてくれたら最高だと思います。


 次に、自分にとっての映画制作ということ。
 とてもシンプルで当たり前のことかもしれませんが、シンポジウムでも(たどたどしくではありましたが)お話させていただいたように、僕は映画監督として生計を立てたいわけではなく、自分の価値観を見つけ出して生き抜き、そこで得たナニカを紡ぎだせるようになりたいと思っています。その表現の創造物として映画を、と。
 その思いを、このタイミングで自分の経験として再び得ることができたことが本当に大きかったと感じています。


 最後に、今後の活動について。
 これまでの自分がつくり上げてきた今の自分や「ぺっちゃん」という作品を受け入れ、もっとずっと深く自分に潜り続け、得たものを誰かが語ったようにではなく、自分の経験として自分が語ることができるようになること。そのために、映画制作において自在に表現できるための技術を磨くこと。
 そんなことを感じながら、次回作に向けて準備をはじめたいと思います。

拍手[5回]

解放運動

(自分宛て)

 本年の目標は、自分を解放すること。と、する。

 全く極端でない、自分。解放します。

 じょじょに。

拍手[1回]

リア充商店街予告編

 2011年1月8日に同時上映されるオープンシネマコンソーシアムの「リア充商店街」の予告編がアップされました!

 「リア充商店街 予告編」

拍手[0回]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
灰谷煙平
HP:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最新記事のフィルム

カウンター

Copyright © drumhead films blog : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]