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drumhead films blog

佐賀県で自主映画をつくっているdrumhead films(ドラムヘッド フィルム)のブログです。

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セミナーに向けて

 今週末の佐賀大学でのお話のために、過去作品を全て観返した。

 その時々の自分が映っていた。


 受賞暦も無く、専門的な技術を持ってメシを喰っているわけでもない、佐賀で自主映画をつくっているだけの自分に何が求められているのだろうか。
 これから映画をつくろうとしている方々は、どんなことが聞きたいのだろうか。

 映画製作に出会った頃は、自分自身も、話を聞きにきてくださる方一人ひとりのように、言葉にならない・肉体を突き破って弾け出しそうな「思い」を抱いていたはずだ。

 自分が納得できるまで考えて、しっかり準備しよう。
 土曜日まで、まだ時間はある。

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Smoke Party In The Hole

 週末26日(土)に佐賀大学で市民映画のセミナーの一環として、参加者の方にお話をさせていただくことになったため、1作目の「煙の王様」が残っていないため、雨の中、酒を片手に2作目のホールを観かえした。

 この映画は、なんというか…少なくとも峰、昇平、サル、イクオ、ユカリちゃん、イケッサン、イケショー、ヒメ、ゴウちゃん、マサチン、ケン、コウちゃん、イケス、今井くん、川村さん、辰平、西岡くん、ヤス、コンチ、チュータ、ワタル、それから柳信さんの胸を打ち続けるナニカが焼き付けられてると思う。

 自分の映画製作の原点だとすら感じる。

 スキルは無いが引き込まれる。

 一人ひとりに。

 もちろん、自分の作品だからだろうが、
 ヨミガエル心地がする。ナニカが。


 
 ぺっちゃんはどうだろうか?

 この手ごたえの根元が、同じところにあると。そう感じられるナニカが残せたら…、これが最期だと、いつも感じながら毎日に向き合っている自分に射す光を、また焼き付け、浴びることができるかもしれない。

 10年前に僕らが抱いていた思いは、僕らををいったいどこへ、どのあたりまで運んできたのか。

 知りたくないか?


 ねぇ、外は相変わらず雨です。

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(+酒)

 今の心境としては…

実際、キャスト・スタッフは、それぞれ仕事(とかやるべきこと)や家庭を持っている人ばかりで、短編と言えどみんなかなりのモノを犠牲にしてやっているし、スケジュールを組むだけで四苦八苦。

でも、だからこそ、絶対やり遂げる。

なぜなら、今目の前にある問題が、今の自分達一人ひとりにとって必要なものだということは、それぞれがどこかで必ず感じていることだから。
こういう時は、誰にとっても必ずと言っていいほど別の心労がいくつも重なるし、常に迷いが付き纏ってくるもの。
でも、自分の弱さから逃げ…目を背けたくたくない。
受けとめたい。それを。
もちろん、ただの「完成」で終わりたくもない。

「ぺっちゃん」で、僕は詩を書くつもり。(僕?)まぁいいや。難しいけど、最後まで自分のイメージを信じて。貫く。
ヒトビトの中で。

まぁ、ブログっていうものの扱い方にすら未だに答えを見出せずにいるわけだけど、コレになに書けばいいかわかんないから映画撮るようなとこもあるんだろうけど…。大雑把に言えばって、誰に言ってんだ?自分?
…とか、ブログの、そうなるところが…困ってる。

あ。
っていうか、やっぱりどう考えても、僕は「映画監督になりたい」わけじゃない。ちっぽけで無限できっと儚い僕の人生に(もう僕でいいや)、「映画が乗っていて欲しい」感じ。…言いかえるなら、「やっと見つけた」「オレもそっち側(例えば、音楽やってて、音楽なくなったら多分こいつ死ぬなっていうやつ)だったの?」っていう感じ。
うぇ、ほんとにもう、いよいよ書くの嫌になってきた。
この感じ、分かるでしょ?

…くそぉ、人と対峙するのも怖いけど、対峙する人が見えないのはもっと怖いな。むしろそんな自分をこういう形で残すのが嫌なのかな。
それに、…ぜんぶ逃げてく。ここに書くと。この、グチャ感が一つにまとまっていたい形が、崩れる。


…でもいいや。
コレ書いてるのも、生きてるのもおんなじことか。
むしろ、毎日にも自分の映画にも、もっとそのまんま出てるか。全部。
ただ居るだけで。

あ。また書いてるのが嫌んなった。まじもうやめよ。
ブログって、むずかしい。


…っていうかこの酒。
この酒は、一体誰と飲んでたんだ…??

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ただの日記

 ここ1ヶ月…いやそれ以上か、近年まれに見るほどすこぶる体調が悪く、さらに仕事はというと、神経をすり減らすようなものが多く、色んな人に迷惑をおかけしつつ、ようやくブログを更新できるほどに回復した。
 ちょっと無理しすぎたな。

 昨年の古湯映画祭の打ち上げに参加した。
 SSUのコモさん、西やんの送別会が終わり、彼等と入れ替わりで、FISH&CHIPSに入れてもらった。
 高校の同窓会総会の実行委員になった。

 ・・・創作活動のアイデアは貯まる一方だ。

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惹句(ジャック)

じゃっく じやく― 1 【▼惹句】
 人の注意や興味をひきつけるための文句。広告などのうたい文句。キャッチフレーズ。(goo辞書)

 と、いうものがある。

 新しい一行詩のようなもので、たったの一行や一文で人の胸を打つよう工夫されていて・・・例えば、


    おいしい生活。(糸井重里)


    好きだから、あげる。(仲畑貴志)


    優しさを超えるものがあるとしたら、熱さだ。(西村嘉禮)


    (「胸からジャック。」眞木準著)

という感じ。

 ここ数日の間、久々の発熱による体調不良と、えぐられるような痛みを伴う仕事の波にもまれながらも、自分の創作の役に立つだろうと想いをめぐらせていたら・・・あるじゃないか!すぐ傍に。


    大切なものは、いつもポケットの中にある。


 実はこれ、拙作「Five Pockets」の惹句で、Dango茶屋の一ノ瀬輝くんがつくってくれたもの。一文の中に「儚さ」が込められていて、とても好きな惹句。

 ・・・やはり彼は只者ではないな。

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