「FIVE POCKETS」は、予定されていた全ての上映会を終え、延べ115名の方に観ていただくことができました。
関係者の皆様、観に来てくださった皆様、心からありがとうございました!
「FIVE POCKETS」を通して、本当に多くのことを学ばせてもらったのですが、今一番感じていることは「映画制作のおもしろさ」をしみじみと、それから「充実感に潜む不安感」でしょうか。中でも、自分の技術力に対する憤りはこれまでにない程です。それも、今回これほど多くの方が自分の映画に関わってくださったことや、100人を超える人達が観てくださったことで、なんというか「次」に対する欲がどんどん溢れてきたことの裏返しだと思います。
佐賀に、自主映画を「上映する機会」や「おもしろがって関わって/観てくれる人々」という土壌があったこと、それらを構築(?)している一人一人の顔が見えることが、とても嬉しくもあり、妙に誇らしくもあります。
今後の活動については、まず「シナリオをしっかり」ということを考えていて、8月くらいからすでに本気で勉強をはじめています。取り組みはじめると、当然なにか書いてみたくなるもので、年内に短編シナリオを数本書き上げるつもりです。それから、今なんとなくシナリオと戯曲の違いが分かってきたような気がしているので、できれば短編の戯曲も書いてみたいと思っています。
大きな目標としては、その中から1本を来年の頭に「きっちり」制作したいと思っていて、その時は、その時こそは!エンドロールに「ともに闘ったと言えるクルーの名前を!」と切望しています。
…なんだかとりとめもない記事になってしまいましたが、「FIVE POCKETS」を観てくださった皆様と、また現場や上映会場でお会いできることを楽しみに今後も制作に励みたいと思います。
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